【初心者向け】平行調とは【わかりやすく解説します!】

平行調とは

平行調とは、分かりやすく説明すると「あるメジャーKeyと全く同じ構成音を持つマイナーKey」のことを指します。

英語では「Relative key」と呼びます!
音楽用語は英語で覚えておくと便利なので、あわせて覚えておきましょう!

かずあき先生
かずあき先生
高橋 和明
かずあき先生
独立10年目のフリーランスのプロベーシスト。
専門学校卒業後、楽器店の講師経験を経て独立。
現在はジャズプレイヤー、作曲家、講師として活動。
オンラインコミュニティ「Minerva」を運営中。
ウマ娘ちゃん箱推し。

平行調について

平行調とは

指板と鍵盤で見るメジャースケール

例えば、分かりやすいところだとCメジャースケール。通称ドレミファソラシド。
鍵盤で見ると、白鍵だけで構成されています。

これと同じく、白鍵の音(C,D,E,F,G,A,B)だけで構成されているマイナースケールが存在するんです!

かずあき先生
かずあき先生
指板と鍵盤で見るマイナースケール

こちらのAマイナースケール。
なんとCメジャースケールと100%同じ音で構成されています。

これが「平行調」の基本的な概念になります。

ゆい
ゆい

CメジャースケールとAマイナースケールはまったく同じ音っていうことですか?

大正解です!


このように”同じ音だけで構成されているメジャースケールとマイナースケール”のことを「平行調」の関係と呼びます

かずあき先生
かずあき先生

インターバルで見る平行調の仕組み

分かりやすいように、もう少し専門的に掘り下げてみましょう。

メジャースケールのインターバル(鍵盤2オクターブ)

全全全全全
これがメジャースケールの配列でした。

マイナースケールのインターバル(鍵盤2オクターブ)

メジャースケールの6番目の音からスタートして同じ音を演奏すると全全の配列――つまりマイナースケールが完成します。

これが平行調が完成する仕組みです。

Keyと平行調について

Cのダイアトニックコード

これはスケールじゃなくても同じ!

例えば、こちらはKey=Cの楽曲を構成する7つのダイアトニックコードです。

ダイアトニックコードが完成する

スケールの音をもとに構成される7つのスケールのことを“ダイアトニックコード”と呼びます!

詳しくは「ダイアトニックコードとは」の記事で解説しています!

かずあき先生
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Amのダイアトニックコード

そして、こちらはKey=Amを構成するための7つのダイアトニックコードです。

平行調のダイアトニック

ほら、一緒!
Key=CとKey=Amのダイアトニックコードは100%合致します。

これが「平行調」の概念です。

平行調の見つけ方・指板上の平行調の位置について

平行調は

  • メジャー系から見て3度下
  • マイナー系から見てm3度上

という位置関係で特定することができます。

ゆい
ゆい

な…なんて……?

指板で見るとすごく分かりやすいので大丈夫!
解説します!

かずあき先生
かずあき先生
指板上の平行調の位置関係

ベースの指板上で、この位置関係を覚えましょう!
何弦の何フレットであっても、この位置関係になります。

メジャー軸からマイナーの平行調を探すときは、13thの位置に。
マイナー軸からメジャーの平行調を探すときは、m3rdの位置に平行調のKeyのルートが配置されています。

指板上の平行調の位置関係 縦

人差し指でマイナーのルートを押さえると、同弦上の小指の位置にメジャーのルートがきます。
こちらのフォームもあわせて覚えておきましょう!

かずあき先生
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目次

調号と平行調について

#3つの調号

楽譜の冒頭に表記されているシャープやフラット。
これは“調号”という名前で、「この曲のKeyは◯◯ですよ」ということを教えてくれる便利な代物になります。

#3つを指定されたときに「ハイハイ、Key=Aですね!」と安易に解釈してしまうのは注意!

平行調があることを意識して

ゆい
ゆい

Key=A
または
Key=F#m

と捉えるのが正解になります!

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